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地方暮らしでもライターをはじめて良かった5つのこと【Webライターリレーコラム】

投稿日:2017-05-16 更新日:

こんにちは、幡池 未由です。
ゆるみんでも、みゆでも、お好きに呼んでいただければと思います。

今回はWebライターリレーコラム第4回目ということで、七尾なおさんからバトンをいただきました!
愛の力は偉大!乙女ゲーム、いいですよね♡わたしはハマりすぎて大変なことになりそうなので自分時間がもう少し増えてからの楽しみにしています♪

 

バトンの内容は田舎転妻のわたしらしく、「ライター×地方」!

「ライターは地方でこそやるべき!」という意見と、「やっぱり都会がいいじゃん。打ち合わせや取材しやすいし、企業のライターとして仕事できるし。」というような意見の対立をたまに見かけます。
確かに、都会の方がチャンスはいっぱいありそうですね。でも、地方でもライターをやるメリットは十分にありますよ。

クラウドソーシングサービスを運営しているランサーズでも、エリアパートナープログラムというプロジェクトや、地方に講師として招いて講座を行っています。
地方に可能性を見出しているんですね。

 

そこで、地方暮らしでライターはじめてよかった!と思うことを5つ書いてみます。
地方論がどうもうまくまとまらず、等身大の自分をそのまま伝えるのが今のわたしにはベストかと考えて、この方法に至りました。

働きたくても働けないストレスから解放された

かつてのわたしは、働きたくても働けなくてモヤモヤしていました。

保育園が空いてなくて預けられないからです。地方は保育園が空いているという情報をあちらこちらで見かけますが、わたしの住む自治体に限っては違います。へんぴな地方なので、ファミリーサポートやベビーシッターも存在しません。

面接できたとしても、転勤族で実家・義実家も遠い上に子供は3歳娘と1歳息子というと、企業にとっては不安定な要素が多すぎる人材ということで断られます。

夜に子供が寝入ってから働きに出るという方もいるようですが、夫のシフトは夜勤もある上に直前で変わることもあるので、わが家には適用できない方法でした。

 

孤立無援だなーという心境になったこともしばしば。
大げさに思われるかもしれませんが、普段接する大人が夫しかいない、しかも家にほとんどいないとなると、些細なことでネガティブに陥りやすくなるもんです。

子供を預けたいというよりも、今後のために働きたかったんです。このままじゃ未来は良くならないって、根っからのネガティブ思考も相まって絶望していました。

 

そんなわたしにとって、ライターという働き方は光明。
息子が未就園児なので稼働時間も少なくて収入も多いとは言えませんが、0が0.5や1になるだけでもわたしにとっては大きな収穫でした。

前職で心身ボロボロになった(もともと文科系だったので、体育会系の前職ではかなり無理してました)わたしが再び働くことを心配していた夫も、「あなたにはこの働き方が合ってるみたいだね」と賛成してくれています。

地方暮らしを楽しめるようになった

わたしはライターをはじめたことで知りました。何もないと思っていた地方でも、ネタにできる要素がいくつもあることに。
ネタを早く形にしたい!形にして役に立ちたい!というワクワクが増えて、早く引っ越したいと思っていた今の土地も、ここにいる間にできることをいっぱいやりたいと思えるようになりました。

ご縁が大きな要因ではありますが、そのご縁もライターをはじめたからできたもの。ライターをはじめてから、わたしの知らなかった視点を持っている人たちに出会えて刺激を受ける日々が続いています。

 

この地方に引っ越してきた当初はグチグチ言ってました。でも今は、地方のいいところをもっと見つけたいです。好きになりたくてもなれなかった町を、やっと好きになれました。

都会よりもさびれているかもしれない。医療面も不利だから、体調に不安の大きい人には医療体制が整っている都会の方がいいかもしれない。
それでも、地方なりのいいところに目を向けると、見えてきます。

  • おいしいおみやげがある。
  • よそもののわたしや子供を受け入れてくれる人がいる。
  • 交通量が少なくて走りやすい。(わたしが脱ペーパードライバーできたのも地方のおかげ)
  • 人ごみが多いのはお祭りのときぐらいで、たいていは動きやすい。
  • 隠れおでかけスポットを見つけた。
  • テントを張ってのんびり過ごせる公園があった。

何もないように見える地方でも、工夫次第で楽しめるのだとわかりました。

人間関係が気楽になった

ライターをはじめるまでの人間関係は実にさびしいものでした。
人と接するのは好きではあるのですが、「いずれ転勤で離れるしな…」と距離を置いた付き合い方しかできなくなった自分に対して、むなしさを感じていました。

しかしライターをはじめたことで、ネット上がメインではありますが、人間関係に変化が。
ライターの世界には、わたしのようにママ友がいない人やワンオペで育児家事に奮闘している人、さまざまな地域を訪れながら仕事をしている人など多種多様にいたのです。

 

マイノリティをマイナスに捉えることなく上手く活かしている人たちがたくさんいたから、わたしも田舎転妻というマイノリティを恥じることなく、前向きに行動できるようになったんです。

こうして気楽に行動しているうちに、地元のママさん方とも適度に関われるようになってきました。

伝わりやすい文章を書けるようになった(たぶん)

もともとブログを書いていましたが、読んでもらえてるのか自信がありませんでした。
書きたい気持ちと読んでほしい気持ちのバランスがうまくとれなくて、読まれないのなら書いてる意味がないんじゃないかって放置したことも。

わたしがライターをはじめたのは、生活のためですが、スキルアップのためでもあります。
ライターとして記事を書くことで、クライアントさんと読者のために伝わる記事を書こうという意識が高まって書けるようになりました。

お恥ずかしながら、ライターになる前はおなじみのh2タグがわからなかったので、見出しも付けられなかったのです。

ブロガーとしての意識が足りないだけだと言われればそれまでですが、わたしの場合はライターとして記事を書くことでブログのレベルアップにもつながっています。

時代の流れに乗って柔軟な働き方ができそうだと思えるようになった

ライターは「仕事を作る」という経験もしやすいと思います。
今後は仕事のあり方が大きく変わってくるのではないか、雇われる働き方が通用しなくなってくるのではないかという見方がされています。
地方ではただでさえ求人が少ないから、打撃を受けるのではないかと心配していました。

でも、雇われるだけではなく、自分で仕事を作るという経験をしておけば、いざというときの選択肢が増えるのではないかと考えています。

ネット事情は今後もめまぐるしく変化していくでしょう。AIライターも出てきました。わたしもライターの仕事をいつかは失うかもしれません(そうならない努力はしますが、万が一のときに備えて念頭に入れておかなければならないと考えています)。

しかし、わたしはイラストも描きますし、現在は休止中ですが洋裁やハンドメイド経験もあります。売れる保障はありませんが、雇われる働き方が難しいわたしにとっては、仕事を作れたのは大きなこと。この経験を活かしていろいろな発想ができそうです。

最近では、ランサーズでpook(プック)というスキルシェアリングサービスができました。今後は他にも新しい働き方が生まれそうです。

 

また、自分でメディアを作って発信できたら、マネタイズも組み合わせて収益につながるかもしれません。実現できていないわたしが言っても説得力に欠けるのですが…。
ネットであれこれ検索すると、ライター経験をもとに収益につなげている人のブログが見られます。

わたしも、ミニサイトをゆっくりと準備中です。これができたら、その後もわたしの経験を活かしたサイトを作る予定。
地方の情報を集めて地方活性化につながるサイトを作れたりしないかな〜ということもぼんやりと考えています。誰かに作ってもらって記事を書くのもよさそう。

地方は可能性を秘めている。あとは工夫や発想次第!

都会と地方のどちらが有利かと言えば、やはり都会という見方が強いのでしょう。でも地方にいながら記事は書けるし、できることはあるので特段に不利だとは感じていません。

地方を拠点としつつ必要に応じて都会に行くという方法で対応しているライターさんもいらっしゃいます。

 

ただし、ずっと地方にとどまるべきだとも考えていません。
どうしても都会に出てみたい方は一度出ることで地元暮らしのときには得られなかった経験ができて、成長につながるはず。

いざ出てみると愛着があったことに気づくかもしれませんね。その場合は再び地方に戻る(Uターン)という方法もあります。

若者が地元を離れることを危惧する自治体は若者をがんじがらめに縛り付けるのではなく、一回出て行ってもまた戻りたいと思える自治体づくりに力を入れると良いのではないかなと、個人的に考えています。ここの部分はもう少し具体的に提案できるようになりたいです。

 

定住先を持たないよそものが何を言ってるんだって感じですが、わたしは工夫や発想次第で楽しく過ごせる地方に可能性を感じています。

ライターという働き方は、ひとつの工夫になるのではないでしょうか。
地方暮らしを快適にするためのツールとして、多くの方が活用できるようになるといいなと思っています。

webライターリレーコラム。5回目となる次回は、Mariさん!

ファッションライターのMariさん。TwitterやInstagramの画像は麗しく、癒されます。
次世代の美人について考えるブログ「True Beauty」は外見だけでなく、マインド面にも触れた記事で、自己肯定感のない読者に寄り添ってくれますよ。(わたしはまさに自己肯定感が低いので、読んではげまされています!)
お悩み相談もされていて、今後の更新も目が離せません!

Mariさんにお渡ししたテーマは「ライター+ファッション」! 
5月19日更新予定のTrue Beautyをお楽しみに♪

 

 

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